食品素材の開発を通して
社会に貢献できる。
大学では水産資源の利用に関する研究に取り組み、未利用の海藻などを微生物や酵素などを活用して、エネルギーや健康食品などに変換する方法を探っていました。従って、油脂に関しては全く取り扱っていませんでした。そんな私が辻製油を知ったのは大学の先生からの紹介がきっかけです。正直に言えば、それまで会社名を聞いたことはありませんでした。しかし、調べてみると天然の乳化剤として知られるレシチンを製造する世界有数のメーカーであり、コーン油搾油量は国内No.1。知名度こそありませんが研究開発に力を入れてナンバーワンやオンリーワンの技術を持っており、社会的意義の大きな仕事のできる会社だと思い入社を決めました。入社当初は製油だけでなく、ペプチド等の機能性素材の開発検討も担当しましたが、現在は油脂関連の研究に特化し、様々な機能の付加や、食用油脂が生成される過程で発生する副産物の活用方法を検討しています。